放課後等デイサービスの利用方法

自治体での手続き

子供を放課後等デイサービスに通わせたいと考えている親御さんの中には、利用方法が分からない人もいるでしょう。放課後等デイサービスを利用する際には、自治体で手続きを行い、受給者証を取得する必要があります。

手続きを行う際には市役所や区役所、町村役場などに足を運びましょう。福祉を担当している部署の窓口で、放課後等デイサービスを利用したい旨を伝えると、受給者証の申請に必要な書類を受け取れます。また、自治体によってはホームページから申請用紙のダウンロードできるところもあります。

そして、申請書に加えて利用計画書を作成しなければなりません。主に子供の現在の状況や、受けたい支援の内容などを記載するものです。どのようなことを記載すればいいのか分からない場合には、窓口で相談してみましょう。作成のサポートをしてもらえます。

そして、申請書と利用計画書を提出し、問題がなければ1~2ヶ月後に受給者証が交付されるという流れです。

施設を選択して契約

手続き完了後、受給者証が交付されるまでの間に、候補となる放課後等デイサービスを見学しておきましょう。

放課後等デイサービスにもさまざまなところがあるため、施設によって支援内容が異なります。日常生活上のスキルを身につけさせることに力を入れているところもあれば、子供同士の交流を重視しているところもあるでしょう。子供の得意不得意などを考慮して選ぶことが大切です。また、雰囲気や規模なども施設によって異なります。合わない雰囲気の施設を選んでしまうと、通うのが苦痛になってしまうこともあるかもしれません。そのため、子供に合ったところを探して選ぶことが大切です。

施設を探したり、いくつか見学したりしているうちに、受給者証が交付されるかと思います。良さそうな放課後等デイサービスが見つかったら、申し込みをして契約を済ませましょう。そして、施設側で個別支援計画を作成するため、その内容を確認すると、利用するのに必要な手続きが完了します。