MRのリモートワーク:転職で柔軟な働き方を実現
コロナで変わったMRの働き方
コロナ禍は、ビジネスの現場を大きく変化させました。在宅ワークやテレワークといった単語が頻繁に登場するようになり、ZoomをはじめとするWeb会議システムなども急速に普及したのではないでしょうか。医療業界で働くMR(医薬情報担当者)と呼ばれる職業があります。
MRとは、医師や看護師、薬剤師などの医療関係者に医薬品情報を提供するという営業職の一種なのですが、このMRという職業もまた、コロナ禍以降働き方が大きく変わった職業の一つといえるのではないでしょうか。
MRの仕事の多くは、病院をまわって、医療関係者に自社医薬品の情報を提供するというものですが、コロナ禍の最中は当然病院をまわる…ということができなくなってしまいました。そのため、他の営業職などより、はるかに早くテレワークへの移行が発生したケースも多く見られました。
また、MRの仕事は、医師などに依頼をして講演会を企画するといった広報的な側面を含む場合もありますが、コロナ禍以降は講演会などもオンラインのものに切り替える対応が求められたりもしました。
したがって、他のMRという職業では、他の営業職以上にテレワークなどを使いこなす必要があったのではないでしょうか。
ITを使いこなすMR
コロナ禍が落ち着いた昨今では、コロナ禍の最中と比べるとMRの働き方も少しずつ元に戻ってきた部分もあります。
しかし、その一方で、コロナ禍で普及したリモートワークが定着し、以前のMRの働き方よりもさらに自由な働き方ができるようになったという点も忘れてはならないでしょう。それどころか、MRの転職先として、ITに特に力を入れて働くことができるMR専門の派遣サービスも登場しています。
たとえば「エムスリーマーケティング株式会社」では、製薬企業と契約して営業活動の受託・代行を行うCSO事業を行なっているのですが、こちらのCSO事業では、従来の足で稼ぐ訪問型のMR営業だけでなく、WEB面談などを積極的に取り入れるMR営業を取り入れています。